私は、実は書道師範のお免状を二つ持っています。一つは地元に近い書道団体のお免状、二つ目は今現在在籍している(公)日本書道教育学会のお免状です。
どのお教室で学ぼうと、昔からある古典を学ばないといけない本質は、どこも同じです。
それを重々理解された上で、一つ目のお教室で指導下さった先生は、いろいろな課題を与えて下さいました。
競書からはもちろんですが、書店で販売されている本からであったり、中古本でないと手に入らないものからであったり、様々です。
(公)日本書道教育学会の実用書もその一つです。
(その当時)近年の十代、二十代の娘の「実用書」と呼ぶには首を傾げる「実用書」ですが、書翰の練習は本当に為になったと思っています。
日本語だし…って、コラ。
慣れた言葉で、使用する機会の少ない草書を学ぶことはとても良いことだったと思います。
お免状を頂戴した頃に、「原帖を見て、自分の解釈で書いてごらん。」と突き離され今日に至ります。
0コメント