布置、落款。

木簡最後の一枚。
長男の出産前、たった三画の平仮名の字源でもあるこの字の釣り合いに、「間違いではないが納得のいく収まりで終止符を打つ」事を何度試みたであろうか。


「お母さんが、平仮名練習してる。」
(次女)
「…ちょっと違うんだけどね……。」

「『や』に見える。」(長女)
「…間違いではないよ。うん、間違えてはいないんだけどね……。」

地に足つけて、上も下もキリは無い。



半紙が勿体ないから、片手で足りる枚数だよーだ。


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